これは何
2026年10月の単発の記事にするほどでもない雑多な話題をまとめている。
dachshundに楽曲検索を追加した
Spotifyでフォローしているアーティストの新着リリースを巡回するWebアプリケーションに、楽曲の検索とBPMやスケールなどの詳細情報の表示を追加した。
ただ、Audio FeaturesとAudio Analysisは、APIの変更により、Development modeのAPIキーでは利用できなかった。
すべての楽曲の音響指標がヒットするとは限らないのだが、ReccoBeatsを使うこととなった。
個人OSSのハードニング
昨今のセキュリティの問題を鑑みて、個人OSSで依存しているライブラリの更新と仕組みの変更を積極的に行っている。
npmからpnpmへ移行した
Node.jsのパッケージ管理をnpmからpnpmへ移行した。
pnpm 10以降では、依存パッケージのインストール時に実行されるスクリプトを制限することで、意図しないコードの実行を抑止できる。
当然ながら、コードそのものが安全になることはないのだが、暗黙的に何かが行われる心配が少なくなる。
ツールチェーンの管理をmiseへ移行した
個人プロジェクトで使うツールチェーンの管理を全面的にmiseへ移行した。
プロジェクトで前提としているツールチェーンとそのバージョンが設定ファイルに明示されるメリットがある。
Dependabotを有効にした
今までに設定ファイルの記載が億劫で消極的な導入ではあったものの、有効にすることのメリットがかなり大きくなったため、各リポジトリでDependabotを有効にした。
個人ScalaプロジェクトのScala Steward導入
基本的には上述のブログを参考にしたのだが、tibdex/github-app-tokenがdeprecatedとなっていたため、actions/create-github-app-tokenに移行した。
name: CI on: schedule: - cron: '0 0 * * 0' pull_request: push: workflow_dispatch: jobs: test: runs-on: ubuntu-latest permissions: contents: read steps: - name: Checkout repository uses: actions/checkout@3d3c42e5aac5ba805825da76410c181273ba90b1 # https://github.com/actions/checkout/tree/v7.0.1 with: persist-credentials: false - name: Generate token id: generate-token uses: actions/create-github-app-token@64ab729a6294000f5aa4a4bc0b73d1f32bc45510 # https://github.com/actions/create-github-app-token/tree/v3.3.0 with: client-id: Iv23liEOBr6doOzpifoo private-key: ${{ secrets.SS_PRIVATE_KEY }} owner: ${{ github.repository_owner }} - name: Use HTTPS for GitHub submodules run: | git config --global --add url."https://github.com/".insteadOf 'git@github.com:' git config --global --add url."https://github.com/".insteadOf 'ssh://git@github.com/' - name: Launch Scala Steward uses: scala-steward-org/scala-steward-action@3e5cae868160200afda12b57c150e56cede989ab # https://github.com/scala-steward-org/scala-steward-action/tree/v2.97.0 with: github-token: ${{ steps.generate-token.outputs.token }} author-name: "stoneream-scala-steward[bot]" # https://api.github.com/users/stoneream-scala-steward%5Bbot%5D author-email: "347181854+stoneream-scala-steward[bot]@users.noreply.github.com" repos-file: 'repos.md'
(commit)
ARTEXによるペネトレーションテスト
個人で開発・運用しているWebアプリケーションに対して、ARTEX亜種であるところのartex-globalにて友人の環境から攻撃をしてもらった。
今回のテストでは、アプリケーション自体の脆弱性は見つからなかったが、サーバーのSSHのパスワード認証が有効になっていることがわかり設定の変更を行った。
また、Cloudflareを経由せずに、WebアプリケーションのオリジンサーバーのIPアドレスへ直接アクセスできることも発覚したため、ファイアウォールの設定の見直しも行った。
読んだ
詩人の手紙
ジョージ及びトマス・キーツ宛 1817年12月21、27(?)日
ディルクとさまざまな問題について論争ではなく考え合いをした。いくつかのことがぼくの心の中でぴったりと適合しあい、すぐに次のことが思い浮んだ。それは特に文学において偉大な仕事を達成する人間を形成している特質、シェイクスピアがあれほど厖大に所有していた特質、それが何であるかということだ――ぼくは「消極的能力(ネガティヴ・ケイパビリティ)」のことを言ってるのだが、つまり人が不確実さとか不可解さとか疑惑の中にあっても、事実や理由を求めていらいらすることが少しもなくていられる状態のことだ――たとえばコウルリッジは半解の状態に満足していることができないために、不可解さの最奥部に在って、事実や理由から孤立している素晴しい真実らしきものを見逃すだろう。
ベンジャミン・ベイリー宛 1817年11月22日
世界中の争いごとのほとんどの原因となっているものは何か? それはこういうことにすぎない、ふたりの人間の心が出会い、お互いを充分理解するだけの時間がまだなかったために、どちらか一方の行為によってもう一方がショックを受けたり驚かされたりしてしまうということだ
「ネガティブ・ケイパビリティ 答えの出ない事態に耐える力」の感想に関連して、書籍に現れた「ジョン・キーツ」という人物について私は興味を持っていて読んだ次第。
彼の25歳というあまりに短い生涯の中で、親しい友人や家族に宛てて書いた魅力的な手紙がまとまっている書籍である。
文学・思想上の概念として提示したネガティブ・ケイパビリティについて、彼の頭の中を覗いてみたいとは思わないだろうか。
その手紙の一端からネガティブ・ケイパビリティについて何かしらの理解を深める内容が得られるのではないかと期待できるのではないか。
ジョン・H・レノルズ宛 1818年4月9日
デヴォンシャーは雨の日がつづいている。雨滴が窓にあたる時、それはまるで、溺れかかった悪魔を生き返らせるために差し出された一クォートの冷たい水のような感じがする――雨雲が大地に肥沃さを降り注ぐなどという感じではなくて、大地の根がずぶ濡れになって冷たく腐り果てているという感じだ
何らかの所感について、誰かが使った言葉を思考停止で言ってみたり、よくある平易な言い回しに頼ってしまったり、言葉では言い表せないことが私にはたくさんある。例えば、今年の9月に東京で雨が長く続いていたときには「ここのところ雨がずっと降っていて、なんとなく憂鬱~」といったところ。
彼の文章には情念がありありと深く刻み込まれていると思う。
どちらかというと、ネガティブ・ケイパビリティそのものよりも彼の表現に圧倒されるばかりであった。
彼には、キーツには、言葉で言い表せないことは無いのではないかと感じる。
実は彼の詩を読む以前にこの書籍を読んでしまったのだけど、詩集もぜひ読んでみようと思う。
おわり
お盆に帰省できなかったことと祖父の命日に合わせて今月に帰省した。 家族とは他愛もない話をしながら、のんべんだらりと過ごすことができてよかった。
季節の変わり目もあったのだろうか。
なんとなく外に出る気力が起きなかったため、映像作品を見たり、ゲームをして過ごしていた。
掘り出しモノGET!! https://t.co/A8DIdwKeKO
— ishikawa-r (@stoneream) October 14, 2026